映画『森山中教習所』のネタバレ・感想
ある夏の夜、田舎町の食堂で大学生のキヨタカは「たくさんデートしたけど、やっぱ駄目だった。」と友人の松田さんを振った。
松田は「そっか。。」と泣きながらうなだれていた。
松田さんと別れたキヨタカは「腹減ったなー」と夜の田舎道を自転車で走っていた。
交差点に渡ろうとすると、その時いきなり黒い車が現れ、避けることができずに轢かれてしまう。
すると車の中からキヨタカと同い年くらいの白髪のヤクザが下りてきて、キヨタカを見つめる。
その後、死んだと思われたキヨタカの死体処理のために車のトランクに詰め込まれるキヨタカ。
車内では運転していた白髪のヤクザが後部座席に座るボスに「車に少し傷ついちゃいました。」という。
ボスは「ボロだからいいよ。しかし、やっぱちゃんと教習所で教えてもらった方がいいなあ。」といい、車は森山中教習所に向かった。
教習所に停車した車のトランクからキヨタカが出てきた。
彼は死んでおらず、気を失っていただけだった。
キヨタカは「ここ、教習所!?」と中に入っていく。
窓からのぞいた時にキヨタカが彼を轢いた白髪のヤクザの轟を見つけて、「あ、轟?どうしたのその頭!20歳の記念とか?」
なんとキヨタカと轟は高校の同級生だった。
ヤクザのボスはキヨタカの口を塞ぐために全額負担で教習所に通わせることに。
こうしてひと夏の青春が始まった。
映画『森山中教習所』の感想
この『森山中教習所』は一風変わった夏の青春映画でした。
ひょんなことで再開したキヨタカと轟が一緒に教習所に通うというひと夏の物語で、ゆるく見ることができる映画です。
この映画を見ていると誰もが体験した学生時代の友人との思い出や教習所の意外な友との再会を思い出して、懐かしい気持ちになりました。
また、キヨタカと轟は共に「ある闇」を抱えており、映画を通してそれを感じ取っていただきたいです。
その闇とは免許を取ることで「自由になるキヨタカ」と「不自由になる轟」。
2人の交わる事のない真逆の生き方に注目です。
映画『森山中教習所』の評価は?
野村周平演じる大学生と
賀来賢人演じる高校中退のヤクザという対照的な同級生の
二人のなんとも言えない関係性がなかなかよかった。物語の内容も悪くないし最後のくだりも結構好きだ。#野村周平#賀来賢人 pic.twitter.com/R5cjrBFvF3
— ゴッサム (@MoominYg) September 8, 2019
上のコメントのようにこの映画でのキヨタカと轟の対照的な関係性がファンに受けているようですね。
他にも「昔の友達とも思い出を思い出した!」や「教習所では意外な再会があるよな~」と昔を懐かしむコメントが数多く見つかりました。
皆さんも是非見てみてください。
映画『森山中教習所』のロケ地は?
映画『森山中教習所』の主なロケ地は栃木県でした。
メイン舞台の森山中教習所は大田原市の旧須川小学校で、映画の中で登場した他のロケ地も主に栃木県で撮影されたそうです。
私は一度も行ったことはないですが、夏が終わる前に訪れてみたいです。
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