顔を一切出さず、その音楽性の素晴らしさだけで勝負し、絶大な人気を誇る4人組の音楽グループ「GReeeeN」。
そのGReeeeNが2008年にリリースした「キセキ」誕生秘話の映画化として話題を集めた映画『キセキ -あの日のソビト-』。
GReeeeNの楽曲のプロデュースを手がけるジン役を松坂桃李さん、GReeeeNのリーダー・ヒデ役を菅田将暉さんが演じることでも注目されていました。
現実にこんなことが起こるの!?という奇跡のような感動実話のあらすじネタバレと感想をご紹介します!
目次
映画『キセキ -あの日のソビト-』のあらすじとネタバレ
夢に向かって
医者で厳格な父・森田誠一(小林薫)の反対を受けながら、音楽の道に進むジン(松坂桃李)。
一方、弟のヒデ(菅田将暉)は、医学部を目指すも、受験に失敗してしまいます。
浪人が決まり、受験勉強に励むかたわら、音楽を楽しむヒデ。
その頃、ジンがボーカルをつとめるバンドが、ライブ中にレコード会社の目にとまり、メジャーデビューの話が舞い込みます。
「音楽なんてくだらない」と言う誠一に対して、「音楽で生きていく」と反抗するジンは、乱闘の末、家を出ることに・・・。
そして、ジンは、新たに部屋を借り、メジャーデビューに向けて動き出します。
一方、馴染みのCDショップの店員・理香(忽那汐里)との距離を縮め始めるヒデですが、医学部を目指すことに限界を感じていました。
そこで、母・森田珠美(麻生祐未)が昔から歯が悪いことを知ったヒデは、歯医者になることを決心するのでした。
久しぶりに実家に戻り、自分のCDと本を見せたジン。
珠美とヒデは喜びますが、誠一は「音楽はお遊びだ」と言い捨てます。
父親に認められず複雑な気持ちのジン。
そんなジンが、ヒデに「本当に歯医者になりたいのか」と問いかけると、ヒデは「歯医者になります」と言い切るのでした。
音楽の道へ
努力が実り、ヒデは見事歯科大に合格を決め、キャンパスライフを楽しんでいました。
そんな中、音楽の魅力に惹かれるヒデは、ギターを手に、大学の友人・ナビ(横浜流星)、クニ(成田凌)、ソウ(杉野遥亮)と曲を作り始めます。
そして、ヒデは「親孝行のために歯医者になる」と言いながらも、自分達が作った曲のアレンジをジンに頼むのでした。
その頃、自分たちのやりたい音楽とレコード会社の担当者・売野(野間口徹)の望む音楽とのギャップに、ジンは悩んでいました。
さらに、ジンのバンドは、度重なる売野のダメ出しに意見が割れ、雰囲気は最悪に・・・。
ついにメンバー・トシオ(奥野瑛太)が脱退し、バンドは解散の危機を迎えてしまいます。
そんな時、ヒデから渡された曲を耳にしたジンは、心を動かされ、一本のデモを仕上げます。
GReeeeN誕生
ナビらと共に「グリーンボーイズ」を結成したヒデは、初ライブを開催します。
ライブは大盛況で、心から楽しそうに歌うヒデらをジンと理香が見つめていました。
その帰り道、理香から音楽が「本当に趣味でいいの」か尋ねられたヒデは、「歯医者になるから」と答えます。
一方、ジンは売野に頭を下げ、ヒデのライブを売り込むと、グリーンボーイズのCDデビューの話が持ち上がります。
そして、CDデビューに向けて動き出したヒデらは、無事にデビュー曲を完成させます。
CDデビューを喜ぶ珠美に対して、誠一に言い出すことができないヒデ。
そこで、ジンは顔を全く出さずに、音楽だけで勝負することを持ちかけ、「GReeeeN」が誕生します。
そして、GReeeeNのデビュー曲のリリースを受け、ジンは「縁の下の力持ち」、ヒデ達の裏方として生きていくことを心に決めるのでした。
GReeeeN解散の危機
音楽にのめり込むヒデは、留年の危機を迎え、誠一から激しく叱責されます。
医者である父親を尊敬し、自らも立派な歯医者になることを願うヒデは「GReeeeN」の解散を考え始めますが、全く勉強に身が入りません。
そんなヒデの前に現れたジンは「続けたくても続けられないやつもいる」「続けろ」と、ヒデの背中を押します。
そして、ヒデが音楽を続けることを認めるよう誠一に直訴したジンは、あいかわらず音楽を軽視する誠一に対して、「心の医者」として「必要とされる存在」になることを宣言します。
ヒデの決意
ヒデは、GReeeeNに戻ることを決心し、「キセキ」を作り上げます。
オリコンで1位を獲得し、街には「キセキ」が溢れかえる中、誠一の患者で、重い病気で入院中の結衣も「キセキ」を聞いて生きる希望を取り戻していました。
誠一は、結衣の生きようとする姿を見て、音楽に対する考えを改め始めるのでした。
そして、久しぶりに理香に会ったヒデは「ただ音楽をやりたいという気持ちが溢れて、GReeeeNを続けていた」と本音を伝えます。
そんなヒデに、理香は「ヒデの音楽が好き」だと答えるのでした。
意を決して、誠一に音楽をやりたいと頭を下げたヒデ。
そして、音楽合宿に向かうジンとヒデに、誠一は「GReeeeNみたいな曲が作れるようになれ」と、初めて音楽を認めるのでした。
その後、ヒデは無事に歯医者になり、GReeeeNとしての活動も続けていくのでした。
映画『キセキ -あの日のソビト-』の感想
#映画キセキ -あの日のソビト- 昨日観てきた☺映画が決まってから公開されるまで本当に楽しみにしてたから観れて凄く嬉しかった〜😊✨改めてGReeeeNの良さ、歌の力の凄さ、家族の思いや友情、そして夢。色んなこと感じて笑って泣いて歌って…本当に素敵な作品でした❤
— ℳao (@kentaos2) 2017年1月30日
キセキ本当に良かった😊
桃李君演じるジンの気持ち、親が思う子供への気持ち、子供が親を思う気持ち、みんな切なくてでもとてもあったかくて。親、兄弟、友達、仲間、そして夢。どれも大切でかけがえないもの。ずっとずっと続いていくもの…。
自然に涙が溢れていました😂#映画キセキ— あっ (@akeeeechan) 2017年1月28日
キセキメチャいい映画だった!
GREEEENの曲昔から好きで、正体を明かさない理由をずっと知りたくて、やっと知れた^_^
是非観てみて😊👍
きっと心が温まるから‼️Great movie!
Check it out if you can English subs👍#キセキあの日のソビト #GREEEEN #メチャいい映画 pic.twitter.com/oEreLFvXIF— Fuyu (@FuyuMusic) 2019年8月11日
#映画キセキ 軽い気持ちで見始めてしまって後悔。若い方が、親の存在を敵や悪モンのように捉えておられると思うだけど、分かっていても私も小林薫さん扮するお父様の気持ちと同じ。我が子の生き方に、どうでもいい、自由でいいって選択肢があげられない。偏ったくだらない価値観だと知ってもなお。涙
— Rov (@Rov32173560) 2019年6月27日
キセキ~DVD🎵桃友さん達が言ってた様にやっぱりJINさん@桃李君の色気がダダ漏れで・・・何度も『UNCHAINDE』『the way』聴いてうっとおりしてました(∩˘ω˘∩ )💕桃李君の甘い歌声が頭から離れなくて今日はいい夢見れそうです(ღ˘ω˘ღ)*💓#キセキあの日のソビト pic.twitter.com/Fq698HKQf1
— yuka-tirol (@YukaTirol) 2017年7月4日
GReeeeNのファンの方も納得の感動作!
父親を尊敬し、歯医者になる夢も、音楽の道も叶えたヒデ。
一方、自らもボーカルとしてデビューを目指しながらもヒデの才能に触れ、ヒデのサポートとして生きていくことを決めたジン。
自分の夢をヒデに託したジンの葛藤がひしひしと伝わってきました。
家族、兄弟、仲間を思いやる愛情がつまった本作は、まさに奇跡の物語!
また、ジン役の松坂桃李さんとヒデ役の菅田将暉さんの歌声に聞き惚れたという声多数!
ストーリーだけでなく、歌も楽しめる作品ですね!
実話を基にした感動秘話!
メンバー全員が、歯医者でありミュージシャン、しかも顔出しNGという異色の音楽グループ「GReeeeN」。
そんな「GReeeeN」が生み出した楽曲「キセキ」は、590万超のダウンロード数を記録し「日本で最も売れたダウンロードシングル」としてギネスブックにも認定されています!
本作は、この「キセキ」誕生までの軌跡を実話に基づいて描いています。
また、サブタイトルの「ソビト」は、GReeeeNによる造語で「自由に新しいことに挑戦していく人」を意味しています。
さらに、主題歌「ソビト」は、GReeeeNが10年以上前に作った曲で、日常にある大事な人との愛情を歌っているそうです。
ストーリーと合わせて、主題歌にも注目ですね!
まとめ
映画の評価も好評で、菅田将暉さんがキネマ旬報ベスト・テンの主演男優賞、JINさんが第41回日本アカデミー賞の優秀音楽賞を受賞した映画『キセキ -あの日のソビト-』。
劇中で登場した「グリーンボーイズ」も、実際にCDデビューを果たし、音楽番組に出演するなど、多方面に渡り注目度の高い作品でした。
その人気からGReeeeN映画第2弾として、2019年1月には映画『愛唄 -約束のナクヒト-』も公開されました。
GReeeeNファンの方はもちろん、感動ストーリーで涙したい方、松坂桃李さん達の素敵な歌声を聞きたい方にもおすすめの作品です!
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