主人公・白河圭太役の向井理さんが、14歳の子供を持つシングルファーザーを演じる事でも注目を浴びていたドラマ『10の秘密』。
圭太の娘・瞳が誘拐されるという衝撃的な展開で幕を開ける本作は、事件を追うにつれ、登場人物の秘密が次々に明らかになるというスリリングな展開で、視聴者の目を釘付けにしました。
主演の向井理さんを始め、仲間由紀恵さん、仲里依紗さん、渡部篤郎さん等、実力派の豪華キャストが巻き起こす事件の数々は見どころ満載でした。
それでは、早速ドラマ『10の秘密』の第1話から最終回までのあらすじとネタバレ、感想をまとめてご紹介します!
目次
第1話「消えた娘と元妻」
建築確認検査員の白河圭太(向井理)は、9年前、上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出てから、一人娘の白河瞳(山田杏奈)を男手1つで育てていました。
そんなある日、圭太に「娘はあずかった。3日以内に仙台由貴子を探せ。」と、1本の電話が・・・。
電話の内容をにわかに信じる事ができないながらも、瞳と由貴子の行方を探す圭太。
すると、圭太は、瞳と由貴子の秘密を知る事となり・・・。

第2話「誘拐犯の黒幕…危険な救出劇」
圭太から、娘・瞳の誘拐について聞いた由貴子。
由貴子は、仕事上のトラブルに巻き込まれており、犯人の目星がついていると、圭太に話します。
一方、瞳のSNSにアップされていた写真の男性・伊達翼(松村北斗)に目をつけた圭太は、翼に瞳の居場所を問い詰めます。
そんな中、圭太は、由貴子から、瞳救出のために、ある依頼を受け・・・。

第3話「黒幕への反撃…10年前の火事」
由貴子の依頼通り、矢吹(中林大樹)の残した帝東建設の偽装を証明するデータを手に入れた圭太。
圭太からデータを受け取った由貴子は、1人で誘拐犯の二本松謙一(遠藤雄弥)と対峙します。
由貴子は命がけで、瞳を助け出し、瞳は無事に圭太が待つ家に戻ります。
すると、10年前の出来事が今回の誘拐と両親の離婚の原因だと考える瞳は、圭太に10年前に何が起こったのか問い詰めます。
10年前、瞳が4歳の時に家族で泊まりに行った別荘で、とある事故が起こり・・・。

第4話「新展開へ…全て覆す悪女の微笑」
顧客から不正な金を受け取っていた事が会社にバレ、会社を解雇されてしまった圭太。
切羽詰まった圭太は、帝東建設の不正の証拠を3000万円で買い取るよう帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)を脅します。
一方、由貴子は「白石久美子」という名の偽造パスポートを手に入れ、着々と計画を進めていました。
そんな中、由貴子は、長沼から、圭太の脅迫をネタに脅されてしまいます。
そこで、現状を打開するため、由貴子はとある行動に出て・・・。

第5話「逆襲せよ…狙うは元妻の3億円」
瞳の誘拐の黒幕が由貴子だと知った圭太。
しかし、圭太は、瞳の気持ちを考え、瞳に真実を伝える事ができません。
そのため、圭太と瞳の溝は、より深まってしまいます。
仕事を失い、瞳にも家を出て行かれてしまい自暴自棄の圭太は、矢吹が残した帝東建設の偽装を証明するデータを3000万円で買い取るよう宇都宮竜二(渡部篤郎)に迫ります。
ところが、圭太は、データに3億円の値をつけて取引を成功させた由貴子との器の大きさを比較され、竜二にバカにされてしまいます。
すると、圭太は、とんでもない計画を実行し・・・。

第6話「娘を守れ…悪女が企む3億の罠」
10年前の火事の犠牲者が翼の母親だと知り、翼に謝罪した圭太。
そんな圭太に、突然、ナイフを向けた翼は「母親は火事で死んだのではなく殺された」と主張します。
翼の突然の告白に戸惑う圭太でしたが、瞳のために、真実を明らかにしようと、翼に手を組む事を提案します。
一方、圭太に3億円を奪われた由貴子は、3億円を取り戻すために、再び瞳に近づいて・・・。

第7話「交錯する秘密…消えた3億」
由貴子から奪い去った3億円を、何者かに盗まれてしまった圭太。
圭太は、由貴子に疑いの目を向け、由貴子の行方を追います。
竜二の情報で、由貴子の隠れ家を突き止めた圭太が、早速、隠れ家に乗り込むと・・・。
一方、母親の死の真相を探る翼は、別荘建設に竜二が関係している事を知り・・・。

第8話「裏切りの真相…元妻に裁きを」
お互いの目的のために手を組んだ圭太と竜二。
圭太は、竜二の指示の下、長沼を陥れるために、帝東建設の偽装建築の証拠をマスコミに持ち込みます。
一方、母親の死に竜二が関係していると考えた翼は、竜二の行動を監視し始めます。
すると、翼は、竜二と石川菜七子(仲里依紗)が落ち合う現場を目撃します。
竜二と菜七子の密通について知った圭太は、菜七子に竜二との関係を問いただし・・・。

第9話「遂に犯人の正体が…罪の告白」
計画通り、由貴子の「白石久美子」名義のパスポートを奪った圭太。
ところが、圭太と菜七子の目の前で、由貴子の乗った小型船が爆発してしまいます。
しかも、警察の調べで、故意の可能性が浮上し、圭太は警察から疑いの目を向けられてしまいます。
そんな中、圭太は、翼と共に、10年前の翼の母親の死の真相を確かめに竜二の元へ。
すると、竜二は、今まで秘密にしてきた過去を告白し・・・。

第10話「すべてを繋げる最後の秘密」
小型船の爆破で死亡したと考えられていた由貴子の生存が確認され、驚きを隠せない圭太。
一方、長沼が以前から偽装建築を行っており、さらに母親の死に関係していると知った翼。
翼は、マスコミに長沼の不正を持ち込むも、決定的な証拠がなく、世間に公表する事ができず頭を悩ませます。
そこで、助けを求められた竜二は、ある奥の手を長沼に突きつけて・・・。

ドラマ『10の秘密』の感想
それでは、ドラマ『10の秘密』のツイッターの反応を見てみましょう!
サスペンスと人間心理を上手く組み込んだ秀逸な作品。殺人や事件の犯人探しは1つのエピソードでしかなく、単なるパズルの1つのピース。すべてのピースがぴったりはまった時に見えたのは、欲望、愛、弱さ、性など人間の感情によって人生は変わってくるってこと!#ひみ10 #10の秘密 https://t.co/hr7SXU7M8J
— AKRojer (@RojerAk) March 21, 2020
本作は、まさに登場人物達の欲望にまみれた世界。
そして、それぞれの秘密と思惑が複雑に絡み合い、最後まで結末が読めない内容に、賛否両論のコメントがありました。
個人的には、娘の誘拐に始まり、10年前の火事、偽装建築、3億円を巡る攻防等、スケールは大きいですが、一歩間違えると、私達でも踏み込んでしまいそうな危うさがあり、目が離せないストーリー展開にとても惹きつけられました。
1つ1つの事件や出来事、周囲の人々との関りを通して、人間として成長していく主人公・圭太の姿は、一見の価値があります!
#10の秘密
最終話、納得いきました。憎めないよね…自分の妻を警察につき出したくないこと、娘を犯罪者の子供にしたくないこと。
頭では分かっていても、一度は愛した人だから…
影で見守ろうとする、旦那の気持ち、嘘を突き通すのも愛情の印なのかも知れないな…
— 野村直美 (@5j1YkdwmW4Yk9W7) March 21, 2020
ドラマ開始当初は、自分本位な考え方で、少し常識から外れた行動が多い圭太には、批判的な声も見られました。
しかし、回を重ねるにつれ、男らしい、父親らしい姿が見られるようになった圭太。
特に、菜七子の秘密を知った際の、圭太の対応は、女性視聴者の心をわし掴みにしましたね!
そんな圭太が下した決断に、理解を示すコメントが多くありました。
圭太の行動は、自らの決断が由貴子の人生を変えてしまった罪悪感、かつては愛した由貴子への情からの行動でしょうか。
新たに秘密を抱える事となってしまった圭太ですが、ラストの菜七子や瞳との笑顔のシーンは必見です!
10の秘密見終わった
仙台由貴子がただの極悪人じゃなくて本当に良かったとにかく、このドラマはエンディングの曲モノローグが良かった#秋山黄色 #10の秘密
— maho-bin (@sf20UT1HNli7MZk) March 20, 2020
病的なまでの上昇志向で、悪女っぷりを発揮していた由貴子。
全話を通じて、由貴子役を演じた仲間由紀恵さんの美しさと悪女の演技を称賛する声が多かったという印象を受けました。
そんな悪女・由紀子ですが、最終回で語った瞳への想いは、由貴子の母親としての一面も垣間見え、注目のシーンだったと思います。
また、他のキャストの方の演技を評価するコメントが多い一方で、オープニングテーマ・女王蜂さんの「BL」とエンディングテーマ・秋山黄色さんの「モノローグ」もとても好評でした。
ドラマの世界観にぴったりな「BL」「モノローグ」にも注目して、もう一度本作を楽しみたいですね!
10の秘密、見終わった。
結局秘密は10個出たの?#10の秘密— がつ (@gatsu275) March 19, 2020
そして、私も気になっていた秘密の数です。
秘密の内容が発覚した順に挙げると、
- 瞳は、誘拐事件の1か月程前から学校や部活を休みがちで、塾も辞めていた(第1話)
- 由貴子のセレブ生活は真っ赤な嘘で、本当は多額の借金を抱えていた(第1話)
- 10年前、瞳が原因で火事が起こった(第3話)
- 瞳の誘拐事件の黒幕が由貴子だった(第4話)
- 10年前の火事で犠牲者が1名いて、圭太は犠牲者の子供にお金を送り続けていた(第4話)
- 竜二は、矢吹の自殺の現場から偽装建築の証拠のUSBを持ち去っていた(第7話)
- 菜七子はレイプされたトラウマから、売春を行っていた(第8話)
- 10年前の火事の日に、翼の母親の元を訪れた男は長沼だった(第9話)
- 長沼は、以前から偽装建築を行っていた(第9話)
- 竜二は、矢吹の手帳のダミーを作成していた(最終回)
- 10年前の火事の日に長沼を目撃した由貴子は、長沼を脅して、帝東建設の顧問弁護士となった(最終回)
- 由貴子が偽造パスポートを使って、新しい人生を歩み始めた(最終回)
以上のように、10個以上になってしまいました。
どの出来事を秘密としてカウントするかは、個人差がありそうです。
何個の秘密が隠されていたのか、気になる方は第1話からチェックしてみてくださいね!
まとめ
秘密のオンパレードで、時には人間不信になりかけたドラマ『10の秘密』。
秘密と思惑が複雑に絡み合い、回を追うごとに激化する圭太と由貴子の元夫婦対決は、とても見応えがありました!
圭太と瞳も笑顔を取り戻し、ハッピーエンドを迎えたようですが、やはりタイトルの「10」という数字が気になりますね!
気になる方は、ぜひ一度ご覧ください。
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