映画『地獄で何故悪い』は、國村隼、堤真一、長谷川博己といった実力派俳優が集結しています。ヒロインに二階堂ふみ、ブレイク寸前の星野源が出演し、監督は園子温とそうそうたるメンバーが集まった映画です。ストーリーは息を付かせぬ予想以上の展開を見せます。あらすじとネタバレ、その感想を紹介していきますね。
目次
映画『地獄でなぜ悪い』のあらすじ!
ある日、武藤大三(國村隼)の妻・しずえ(友近)の元に、武藤を狙う集団がやってきました。
覚悟を決めたしずえの反撃に、深い傷を負った池上純(堤真一)は、歯磨き粉のCMに出演していた人気子役である武藤家の娘・ミツコ(原菜乃華)に出会い目を奪われます。
10年後、過剰防衛で逮捕された妻・しずえの帰りを祝うため、大人になった娘・ミツコ(二階堂ふみ)の主演映画を制作しようとしますが、ミツコが途中で男と共に逃げ出してしまいます。
ミツコは通りすがりの橋本公次(星野源)を巻き込み、武藤と池上の争いを利用して映画を撮ることになり、事態はとんでもない方向へと進んでいきます。
映画『地獄でなぜ悪い』キャスト紹介!
- 監督・脚本・音楽/園子温
- 音楽/井内啓二、坂本秀一
- 音楽プロデューサー/菊地智敦
- 撮影/山本英夫
- 編集/伊藤潤一
- 武藤大三/國村隼
- 池上純/堤真一
- 武藤ミツコ/二階堂ふみ
- 武藤ミツコ(幼少期)/原菜乃華
- 橋本公次/星野源
- 武藤しずえ/友近
- 木村刑事/渡辺哲
- 田中刑事/尾上寛之
- 木下プロデューサー/石丸謙二郎
- 増田/板尾創路
- ヨシコ/成海璃子
- 平田純/長谷川博己
- 谷川カメラマン/春木美香
- 御木カメラマン/石井勇気
- 佐々木鋭/坂口拓
- 映写技師の小野さん/ミッキー・カーチス
映画『地獄でなぜ悪い』ネタバレ含むストーリーを紹介!
武藤大三は、妻のために娘・ミツコの主演映画を作ろうとする
武藤と北川の争いを、武藤の妻・しずえ(友近)が止めてから10年が経ちました。
北川側は池上純(堤真一)が長となり、争いを続けていました。
武藤大三(國村隼)側の勢力は衰えを見せていましたが、しずえを励ますため娘・ミツコ(二階堂ふみ)を主演とする映画を撮影するために団結します。
父・武藤大三の元から逃げ出したミツコは、通りすがりの橋本公次(星野源)を巻き込みます。
武藤から恐ろしい顔でミツコをそそのかしたと責められる公次、ミツコは公次を映画監督に仕立て上げて救います。
巻き込まれた公次は、映画監督志望の平田に助けを求める
監督を任された公次ですが映画の知識があるわけもなく、偶然見つけたメモを頼りに映画監督志望の平田純(長谷川博己)を見つけ出します。
平田は、共に映画制作の夢を見てきた仲間・佐々木(坂口拓)を失おうとしていました。
念願だった映画が撮れると聞いて、その話に飛びつき佐々木を連れ戻します。
平田は、公次から「武藤と池上の争いをそのまま映画に撮る」という突飛なアイデアを聞かされます。
監督を引き受けた平田は、池上の長である池上純(堤真一)とあっさりと話をつけてきました。
池上の屋敷に乗り込む様子を、映画として撮影することに
武藤たちは撮影機材を設置するため、池上の屋敷へと乗り込みます。
本格的な映画撮影の準備を整え、武藤側と池上側の集団が襖を隔てて対峙しました。
公次やミツコ、アクションスターを目指す佐々木、平田の仲間であるカメラマンも揃っています。
平田の一声で始まった撮影かつ闘争は、初めのうちは鮮やかなアクション映画のように進んでいたものの、争いが深まるにつれ鮮烈な戦いになっていくのです。
もはや見境のない戦いになり、映画撮影班にも被害が及びます。
ミツコは怪我をした公次に駆け寄って共に生きていることを喜びますが、その瞬間公次が倒されます。
ミツコは怒り、反撃に走り出しました。
生き残った平田は、映像を持って走り出す
阿鼻叫喚の中、武藤を追っていた刑事と機動隊が突入してきます。
機動隊と組員たちが対峙したとき、朦朧とした公次が現れて、銃を向ける刑事の方へ向かっていきます。
公次は腹を撃たれて倒れこみ、庇ったミツコもまた撃たれ、2人は寄り添いながら倒れました。
平田たちは当初の目的も忘れ、夢であった佐々木が戦う映像を撮り始めますが、やってきた機動隊たちに夢を砕かれてしまいます。
機動隊が場を掌握していく中、生き残った平田が雄叫びを上げながら、カメラを回収していきます。
腕いっぱいに抱えた映像を持って、平田は雨が降る夜の街を走ります。
平田には、映画館で拍手喝采を受ける仲間たちが見えていました。
隣には包帯を巻いた出演者たち、公次にミツコ、喜ぶしずえも立っています。
「やったー!」と叫びながら道を走る平田、そこへ「カット!」という声がかかります。
映画『地獄でなぜ悪い』のネット上の感想をチェック!
「地獄でなぜ悪い」鑑賞終了。超爆音でびっくりした。何故にあんなにデカい音???内容は映画の神様が降臨したらはちゃめちゃになっちゃった…みたいな。ずっと口押さえながら笑ってましたよ〜35ミリの撮影とフィルムと映写機映写室…嬉しかったな。
— 芽衣子さん (@20018691) 2013年9月28日
園子温監督『地獄で何故悪い』観了。「園子温監督がコメディを撮る」的な話題のされ方が多かったのですが、これは言うなれば THANK YOU FOR A MOVIE.映画撮りに向けた賛歌ですね。人間は1つのことに熱くのめり込んでいく様が一番美しい。それとやはり堤真一さんは最高です。
— maesh2 (@maesh2) 2013年10月14日
地獄でなぜ悪いは1度見てるんだけど、ハセヒロさんの印象は「長谷川博己ってこういう演技もするのねオモシロ!」だったんだよな。ちなみにその前に見たのは進撃。ホント、何故シンゴジまで引っかからなかったのか不思議。
— イト (@ito_saketoba) 2017年6月27日
地獄で何故悪い 以降堤真一が面白い人にしか見えなくなってしまった
— 聖・電鬼伯爵 (@dokugorira) 2017年12月6日
映画『地獄でなぜ悪い』を見た感想【まとめ】
豪華出演陣が贈るハチャメチャなエンターテインメント作品です。
ブラックコメディかつ言葉では言い表せない状況を経て、ラストシーンを見たあとには思ってもみなかった爽快感が残ります。
不遇な目に遭う公次(星野源)が、最後に歌で映画をまとめあげているところがまた面白いです。
どこまでが空想なのか分からない異様な世界、実は映画作りへの情熱が込められています、必ず最後まで見てくださいね。
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