2021年2月14日スタートの大河ドラマ『青天を衝け』の主人公は、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一さんです!
ちなみに渋沢栄一さんは、2026年に刷新する新一万円札に決定しているんです!
1万円札の肖像が福沢諭吉さんから渋沢栄一さんに変更されるのは、約40年ぶりの出来事だそうですよ( °_° )
今回はそんな渋沢栄一ってどんな人⁉凄い実績の一覧まとめをして行きたいと思います!
目次
渋沢栄一凄い実績まとめ
大河ドラマの主人公になり、1万円札にも決定している渋沢栄一さんは、いったいどんな凄い実績があるのでしょうか。
大河ドラマに1万円札ですからね…そんじょそこらの実績ではないはずです。
そもそも『日本資本主義の父』と呼ばれる渋沢栄一さん。
資本主義とは?
- 自由な経済体制のことです。
働いたらその労働力に応じて報酬が得られるという制度で、自由に経済活動を行える社会です。
日本は、約150年前に資本主義を導入したことで急速な経済成長をしつづけ、アジア唯一の先進国として経済・産業面で世界をリードするまでに発展しました。
そんな資本主義の父渋沢栄一の実績を見ていきましょう!
約500もの会社を立ち上げた実業家
渋沢栄一さんが設立した約500もの会社の中でも、現在でもなじみが深い会社をいくつかピックアップ!
- 金融 :日本銀行、日本興業銀行、三井銀行
- 交通通信:日本郵船、日本航空輸送、日本無線電信
- 商工業 :王子製紙、渋沢倉庫、理化学研究所、帝国ホテル
- ライフライン :東京ガス、大阪ガス)、東京電力
聞いた事がある会社ばかりありますね!
特に金融・投資関連では、近代日本を支えた銀行や各種保険会社などがあります。
約600もの教育機関、社会公共事業の支援
社会公共事業とは、
一般に公共の福祉のために,国または地方公共団体等公的機関が行う事業です。
利潤追求の目的をもって経営することが好ましくないような事業について行われます。
渋沢栄一さんが支援してきた教育機関や夜会公共事業の一部です。
- 社会公共事業:東京市養育院、中央慈善協会、社会事業協会、(財)中央社会事業協会
(社)福田会、(財)東京府慈善協会、(財)東京府社会事業協会、(財)滝乃川学園、愛の家
博愛社、(社)日本赤十字社、(社)東京慈恵会、聖路加国際病院、浅草寺病院、恩賜財団済生会日本放送協会、東京会議所
日本女子大学、早稲田大学、法政大学、東京商科大学、東京高等工業学校
渋沢栄一さんは、亡くなるまで関わり続けた東京市養育院だけでなく、日本赤十字社や聖路加国際病院、日本放送協会や東京会議所にも関わりがありました。
教育機関では、日本女子大学の名前も見つかります。
男尊女卑の影響が残っていた時に、女子の教育の必要性を考え、伊藤博文さん、勝海舟さんらと共に女子教育奨励会を設立し日本女子大学校・東京女学館の設立に携わりました。
私たちが今こうして当たり前に学べたのは渋沢栄一さんのおかげなんですね…
思春期の頃勉強したくない!!とか言ってたの反省ですね。
学べる素晴らしさは大人になると気付きます。
日本初の株式会社を設立
渋沢栄一さんは静岡で謹慎生活を送っている徳川慶喜に会いに行き、静岡藩に仕官する事になると、翌年日本初の株式会社「商法会所」を静岡に設立します。
商法会所は官民合同で設立し、殖産興業を進めることで、静岡藩の抱える借金を返済する仕組みを作りました。
渋沢栄一さんは、日本が国として発展して豊かになることで、社会的な弱者は少なくなると考えていました。
が、しかし、実際には貧富の格差は広がるばかりで、東京養育院に保護される人が増えてしまいました。
その様子を見ていた渋沢栄一さんは、資本主義はいいことばかりではないことを痛感し、社会公共事業により力を入れるようになったそうです。
この時代に生きた人でここまで柔軟な考えな方もいたんですね。
こういう方がいたから後に私たちが豊かな生活を送れるようになったんですね。
渋沢栄一プロフィール
渋沢栄一さんのプロフィールを紹介していきたいと思います。
出身地 : 埼玉県深谷市
生年月日 : 1840年(天保11年)2月13日
没年月日 : 1931年(昭和6年)11月11日(満91歳)
愛称 : 日本資本主義の父
信条 : 道徳経済合一説
渋沢栄一略歴
20代は尊王攘夷(そんのうじょうい)派として過激な活動をしかけていた渋沢栄一さんですが、計画を中止してからは京都に行き、一橋慶喜に仕えるようになってから大きく運が開けていきました。
パリ万博使節団にて長期にわたり欧州の先進国を視察した渋沢栄一さんは、帰国したときはもう江戸時代は終わりを告げ明治維新が始まっていました。
静岡で日本初の株式会社を立ち上げたのち明治政府に仕えて、大蔵省に入省。
4年勤めたのちに民間の実業家として、33歳のときに第一国立銀行を開業します。
渋沢栄一ってどんな人⁉凄い実績の一覧まとめをして行きたいと思います!
今回は渋沢栄一さんについて、調べてみました。
日本資本主義の父と言われ、大河ドラマ、1万円札にも決定している渋沢栄一。
名前は知っていても、どんな方なのか詳しく知りませんでしたが、やはり、偉大な方でしたね。
あの時代に女性の教育の大事さを理解していたり、商法会所は官民合同で設立し、殖産興業を進めることで、静岡藩の抱える借金を返済する仕組みを作ったり。
実業家の顔を持ちながら社会公共事業も支援したりと、かなり柔軟な考えな方でした。
大河ドラマは普段見ないのですが、来年の大河ドラマは見たいと思います!
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