2020年7月24日に開幕予定だった東京五輪・パラリンピック。
ですが、新型コロナウイルスの影響を受けて1年の延期となり、これに伴い3月26日にスタートするはずだった聖火リレーも中止となりました。
そして1年たった現在、いまだに終息しない新型コロナウイルスの影響でまたもやオリンピックは揉めている模様。
まさに異例の事態ですよね。
どうやら聖火リレーの中止を大阪府が提案したところ、ネット上でも議論に。
なので今回は、オリンピックの聖火リレーが中止⁉過去の歴史で中止したことはあった⁉をチェックしていきたいと思います。
目次
オリンピックの聖火リレーが中止?どういう事?
聖火リレーは、2021年3月25日に福島県をスタートしました。
延期決定から1年越しの出発に、当初は「これで五輪本番の支持率も上がってくれる」と期待を寄せる関係者もいたのですが、東京オリンピック聖火リレーを中止にすべきだと言う考えが広がっているようです。
ネット上でも中止論が増えているとのこと。
きっかけは何だったのでしょうか。
大阪府知事が「中止すべき」と発言
東京オリンピックの聖火リレーについて、大阪府の吉村洋文知事が4月1日に、
- 「大阪市内では中止すべきだ」
と発言しました。
その大阪府知事の発言に大阪市の松井一郎市長も同調。
現在は、大会組織委員会が府と調整中らしいのですが、オリンピック聖火リレー大会関係者の間には「中止はやむを得ない」との空気が急速に広がっているそうなんです。
大阪はたしかに現在新型コロナウイルスが「第4波に入った」と言われています。
なので、中止をやむ得ないもわからなく無いですね。
聖火リレーに対するネット上の反応
聖火リレーに対するネット上の反応のまとめてみました。
そういうことなんです。だから五輪とかしてはいけません。中止ですよ。聖火リレーなんてお祭り騒ぎ、バカの所業です。
ワクチンのみでは感染爆発か 2021年4月3日 https://t.co/9S645LRMj6
— 辻井 剛志@肉球新党(核兵器・原発はいらない) (@KQSEp0afAFc9LWY) April 3, 2021
マンボウも適用されたし🐡
わざわざ密の状況作り出すこともないでしょう。
中止でいいです❗️
大阪の“聖火リレー中止”でドミノ倒しも 関係者が憂う東京五輪本番のドタキャン(日刊ゲンダイDIGITAL)#Yahooニュースhttps://t.co/DXOhZ4VnNQ— NOKICKOFF (@nokickoff) April 3, 2021
再来週くらい聖火リレーが一番大きな幹線道路通るから交通規制かかるけど本当に来てほしくない。今すぐ中止になってほしい
— やまぐちはるか (@haru7211xxxx) April 3, 2021
朝から笑顔のまるちゃん
見れて幸せ~🧡 無印行きたいな💕でも近くにないし (今日は行けたのに🙃)
不要不急って人それぞれだけど もうなんだかなー しかない 正解がわからない 子供の活動は密になるから中止とか県外自粛とか言うてるのに聖火リレーやらなんやら他のイベントそれ必要かな?— カシスまる🍊DESUSHI おすし (@paanmaruru826) April 3, 2021
圧倒的に「中止論」のが多かったイメージですね。
そもそもオリンピック聖火とは
オリンピック聖火とは、オリンピック大会開催期間中、主競技場でともされ続けます。
その起源は古代ギリシア時代に遡り、ギリシア神話に登場するプロメテウスがゼウスの元から火を盗んで人類に伝えたことを記念して、古代オリンピックの開催期間中にともされていました。
凄いですね、古代ギリシアや神の名が出てきましたね…。
聖火は、1928年アムステルダムオリンピックで再び導入されて以来、近代オリンピックの一部であり続けています。
なお、現在の聖火リレーでは、1936年にドイツのベルリンで開催された1936年ベルリンオリンピックで、導入されました。
過去に聖火リレーは中止した事はあったのか?
新型コロナウイルスと言う誰も想像もしなかった未知のウイルスが蔓延するなど、こんなイレギュラーは初めてではないでしょうか。
それ以外で、聖火リレーが中止された事などあるのでしょうか。
昭和39年に台風の影響で中止に
昭和39年の東京五輪聖火リレーでも想定外の事態が起こり中止になった過去が。
舞台はまだ米軍統治下にあった沖縄です。
39年9月6日沖縄に到着予定だった聖火は、9月6日を過ぎても到着しませんでした。
この時のオリンピックでは、10月の五輪開幕を前にギリシャで採火され、日本にたどり着くまでアジアの11カ所を中継し日本での聖火リレーは沖縄で始まることになっていました。
ところが、なんと香港から台湾に飛ぶ予定の専用機が台風の影響で飛ばなかったのです。
台風とは…これはイレギュラーですね。
聖火は1日遅れで沖縄に到着することになったのですが、当時の五輪組織委員会は
「本土での予定を遅らせることはできない」
として、沖縄での日程を短縮しようとしました。
当時、琉球政府行政主席を退いていた当間重剛氏は日程変更に猛反対したといいます。
- 「日本の敗戦がしわ寄せされているのが沖縄の現状なのに、県民待望の聖火リレーまで沖縄にしわ寄せされるのは耐えられない」
なんだか、胸に刺さりますね。
当時の背景もよく分かる言葉です。
当間氏の怒りに直面した組織委は、聖火を「分火」するという苦肉の策を取り、1つは鹿児島県に移送し、もう1つは沖縄で予定通りのコースをたどった上で福岡県で合流することにしました。
こんな事が、あったんですね。
全く知りませんでした。
もう1つの台風の影響での中止
昭和39年の聖火リレーでは、兵庫県庁―大阪府庁(約40キロ)を9月25日、中高生ら700人近くが走る予定でした。
しかし、九州に上陸した台風で風雨が強まり、前日に中止が決定してしまいました。
この時、兵庫県西宮市立中の3年生だった中西鈴子さんは、当時卓球で市大会に優勝したことが評価され、走者に抜てきされました。
- 「高校生に交ざって選ばれ、誇らしかった」
そう語っていた中西鈴子さんですが、前日に聖火リレーは中止が決定。
- 「あまりのショックで、その前後に何をしたか記憶がない」
と振り返っています。
オリンピックの聖火リレーが中止⁉過去の歴史で中止したことはあった⁉まとめ
聖火リレーについて調べてみました。
今回は新型コロナウイルスの影響と言うのもあり、「中止論」の意見のが多いですね…
とても残念なことですが。
調べてみると過去にも中止となった事はありましたね。
台風の影響、こちらも人間にはどうする事も出来ないですね。
オリンピックは楽しみですが、大阪では第4波など新型コロナウイルスを考えると少し怖さもあります。
下記記事でオリンピックについてまとめてあります(^^)



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